社会福祉法人 春風会との『一泊交流研修』
当法人では、平成24年から静岡県にある社会福祉法人 春風会と「災害時相互応援協定」を締結しています。協定締結後は、法人間で職員交流や研修などを重ねてきました。
法人設立時期を同じくする春風会とは、創設者同士の親交があり、「処遇の向上を目指して」「福祉の心を大切に」等、共通する思いをもって切磋琢磨してきた経緯があります。
今回、10月26日(水)~27日(木)の一泊二日で介護職員の宿泊研修を行いました。
【10月26日(水) 1日目】
まずは研修初日、春風会の3名が熊谷ホームに来園し、養護、特養の見学をしました。昼食後、東松山ホームに場所を移動しオリエンテーション・施設見学を行い本格的な研修が始まりました。
松仁会の創立から40年の歩みを基に、“排泄介助における布おむつのあり方”や“服薬に頼らない認知症ケア”等の話にも、熱心に耳を傾けていただきました。
夜の懇親会では、東松山名物のやきとりを堪能していただきながら、人材育成など忌憚ない話に夜が更けていきました。
【10月27日(木) 2日目】
研修2日目は、朝礼に参加していただくところから始まりました。東松山ホームで行っている「職場の教養(倫理)」の輪読の後、介護現場の業務に取り組んでいただきました。
“ユニットケア”“多床室ケア”に分かれ、食事・入浴・排泄の介助です。
実際の現場では、“腰痛予防のための介護用品”の違いなども情報交換が出来ました。
研修最後に、2日間の「振り返り」をおこないました。
春風会の職員からは「人員配置の仕方やケア面の違いは参考になった。また布おむつの素材の違いなど自施設と比較できた事も今後に役立てたい」との感想をいただきました。
職員の交流研修の意味は、他施設との違いを通して自施設の振り返りを行い、良いと思うところを取り入れていくことです。東松山ホームでも、研修受入れにあたり業務等の再確認を行う貴重な時間となりました。
春風会の皆さん、ありがとうございました。是非またお待ちしております!