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パン屋さんの「スワン」

松仁会では毎年、福利厚生の一環として、全職員にクリスマスケーキをプレゼントしています。

ケーキは浦和にある「スワン」というパン屋さんから購入しています。

 日本全国にある「スワン」というパン屋さんは、あの宅急便「クロネコヤマト」の社長さんが「宅急便の売り上げを社会貢献したい」と設立した「障がい者雇用の為のパン屋さん」です。

 障がいを持った人が社会で働くとき、多くの人は「作業工賃」として月に1~2万円ほどしか手にする事ができないのが現状です。一生懸命働いても、作業効率が上がらず、なかなか給与をあげる事が難しいからです。

 「スワン」はその問題を解決するために、本格的ベーカリーショップ「アンデルセン」のパンを仕入れ、障がいを持った人たちが「仕上げのトッピングを行い焼き上げる」という工程にすることで、効率性を上げ「障がいを持った人でも最低賃金を保証する」仕組みになっています。

 浦和にある「スワン」を約10年前に始めたのは、埼玉県庁の障害者福祉課長だった飯塚さんという方です。県庁を早期退職して、退職金をすべてスワンの開店資金に充てたと聞いています。

 その思いに共感し、応援したいという気持ちから、松仁会では給食用のパンを月2回届けてもらっています。

 「スワン」のパンやケーキを購入することは、働く障がいを持った人たちへの応援につながっていくと考え「ともに支えあっていく為」に、松仁会は協力していきたいと考えています。

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