第5回 一般介護予防事業「認知症について考えよう」を行いました。
「認知症」とは老化による単なる物忘れでなく、脳の機能が低下する病気です。病態や種類、症状、治療について、また最近増えている認知症の予備軍である軽度認知障害(MCI)についてお話させていただきました。
軽度認知障害(MCI)は、日常の場面で現れる変化や小さなサインを見逃さない事が大切です。思い当たることがないかチェックシートを使用してみたところ、「当てはまるものがあった」「予備軍になってるみたい」との声が聞かれました。
講義の後は、ストレッチです。
家庭でも簡単にできる椅子に座りながらのストレッチや、6月に行ったノルディックウォークで使用したポールを利用してのストレッチを行いました。講義で緊張した身体と気持ちがほぐれたようでした。
毎回恒例の『コグニサイズ』は、花や野菜の名前、しりとりといった課題をしながら「ステップ台昇降」を行いました。もう馴染みになっているので、皆さんリズム良く課題をこなしていました。頭を使いながら指を動かす脳トレは、知的活動にもなります。
認知症の予防には、「運動」「知的活動」「コミュニケーション」が成果をあげていると言われています。
今回は11名の方が参加されましたが、初対面の方にも気さくに声をかけ笑顔で参加されていらっしゃいました。色々な人とおしゃべりを楽しむ事は、認知症の予防に繋がります。
次回は、9月21日(木)10:00~
「管理栄養士による栄養改善」を行います。
ご希望の方は、お気軽にお越しください!