第13回 籠原地区防災訓練に参加
特別養護老人ホーム 熊谷ホームでは、籠原地区9つの自治会が主催する「籠原地区防災訓練」に毎年参加し、車いすの使い方などのコーナーを担当しています。
秋晴れの中、隣接する籠原小学校の校庭には、約550名の地域住民が “災害が起き避難する” という想定で集まりました。
開会式の後は、消防署による初期消火、AEDの使い方、自治会ごとの炊き出しなどのコーナーに分かれます。熊谷ホームでは、有事の際の避難における「リフトバスや車いすの使い方」を実演し説明させていただきました。
地域の方からは「半身麻痺の人を支えるには、どこを支えたらいいか」等の具体的な質問もありました。
また、紹介パネルの熊谷ホーム(旧:長楽園)という施設名を見て「昔、施設に紙飛行機を作るのが得意な人がいて、子供たちの人気者だったんだよ。」「10年位前に、熊谷ホームで飼っていたヤギは可愛かったね~。」などと懐かしそうに話される方もいらっしゃいました。
地域の方にとって熊谷ホームが “身近な存在として感じていただいている” と実感出来た事が何よりの収穫となりました。
今年は、熊谷市と熊谷市内の老人福祉施設で “福祉避難所” として契約、調印式が行われました。有事の際には、地域のお力になれるよう体制づくりを進めていきたいと思っています。