外部講師による「食品衛生・感染症予防講座」開催
松仁会では自前の給食を提供しており、「安全でおいしい食事」のために外部機関による「衛生点検・研修」を行っています。
今回は「衛生トレーニング」と題し、食中毒の原因や過去の事例を基に、検証結果の分析などの講義をいただきました。衛生管理は厨房職員だけでなく、全職種が共通の理解を持って臨むことが必要であり、研修には看護師・介護職員・事務員等も出席して行いました。
講義部分では、手洗いや清掃の徹底はもちん、食品の適切な温度管理も重要であるという事でした。
また、食品事故の約6割は手からが原因との事。どの程度の手洗いが出来ているか、職員一人ひとりが実際に手を洗い、機械による検査を実施。手の洗い方の “大事さ” や “くせ” を再確認できる機会となりました。
同時に、施設内各所の細菌検査も同時に行っていただきました。トイレやドアノブ等、 “日常的に気をつけている場所” は少ない数値でしたが、引出しの取っ手や入居者が座るベンチなど、 “普段何気なく触れている場所” に注意が必要であることも分かりました。
自主点検だけでは “慣れ” が盲点となり、危機管理が難しくなる場合があります。今後もこういった外部機関による研修や点検を通し、安全管理を徹底していきたいと思います。